日記
砂肝炒め
チキンレバカツ
ミニかぼちゃ
肉茄子

2025年9月
チキンレバカツ
早朝と夕暮れどきには、ようやく秋の訪れを感じるようになり、ホッと、ひと息。暑さは、ほんとうに体力を消耗するものだと実感した今年の夏でした。
通常でも季節の変わり目には疲れがでやすいもの。エネルギーを蓄えるためにチキンのレバーのお料理です。
レバーの類いはあまり好んで食べたりしないのですが、名古屋コーチンのレバーのヤキトリは大好物。少しだるさを感じたときには、専門店で串を数本買って帰り、自宅でいただいています。
今回は、専門店で生のものを買って調理。こちら、クセが無いので下ごしらえせずに本調理できるところも好みの理由のひとつです。
香り高い万能スパイスを、たっぷり利かせて塩味にしました。
肉茄子
9月になりました。朝晩だけでも涼しくなってくれればいいのですが、まだまだモワッと暑いですね。
残暑厳しい日々、お陰様で食欲は減退せずに、毎日を過ごしております。
気温が上がった日曜日の昼食は茄子のお料理を作りました。夏と秋の間にもよく使う茄子。夏から美味しく調理し、9月に入ってからもしばし選ぶ食材です。
こちらの肉茄子は、つい先日も作りまして、そのときは“挽き肉”が主役のような出来具合。今回は茄子の量を少し増やしてバランスよくなりました。
“挽き肉”の味つけは、ご飯はもちろん、麺と和えても相性がよさげな仕上がりです。
多めにできあがり、余った分は夕食のひと品に。戻した緑豆春雨と炒め合わせて、再度、味を調えます。
色々な組みあわせができて楽しめる万能料理です。

ミニかぼちゃ
晩夏から、更に美味しくなるかぼちゃ。今年はミニかぼちゃをよく見かけるようになりました。
小さなかぼちゃというと、飾り物のかぼちゃもありますが、食用の小さなかぼちゃ。手の平にのるサイズです。
これまでも、坊ちゃんかぼちゃはよく見かけていましたが、ほかにも品種が色々とあるようです。
通常サイズのかぼちゃ同様に料理できますが、皮や果肉の厚みなどが切りやすく、1人分2人分の少ない調理には、ちょうど一つが使い易い大きさ。
ホクッとして甘味もあるので、ひたひたの水で茹でて水気をきって、塩をほんの少々ふり、さらに余分な水分を飛ばします。いうなれば、“こふきかぼちゃ”です。
自然な甘味のおかず一品として献立に組み入れたり、空腹を感じた昼間には、冷茶とともに“おやつ”としていただくなど、重宝しています。



砂肝炒め
レバーにつづいて、砂肝。こちらも名古屋コーチン。身質にコクがあるのです。
砂肝は銘柄問わず、ひと癖ある見た目に反して、食べやすいし使いやすい。
調味料や食材との組みあわせが、しやすいと思います。自分好みの、相性の良いスパイスをみつけて、オリジナルな味に調理できます。
香味を豊かにして味はすっきり仕上げるのも良いし、味噌のような深みのある調味料で強めにしても、また美味しい。
随分前になりますが、著書で紹介したこともあるオイル漬けは、いまでも定期的に作ります。
ほかにも、噛めば噛むほどの砂肝らしさを味わうのならば、塩でシンプルに調えるのが良いでしょう。