日記

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2005年11月

トン汁

スーパーマーケット

モンドール

買い物

むねまろ

おさしみ

漬け物

自然薯

漆の個展

トン汁

 今年の秋は土日のお天気がよくない東京。せっかく、散歩に最適な季節なのに残念です。今日もどんよりとした曇り空で、気温もあまりあがりません。
 こんな日には温かいものを食べて温まりましょう。本日もお昼は根菜たっぷりのトン汁うどん。 
 うどんのもちっとした食感と違いをだすために根菜は繊維にそって千切り。シャキシャキとした歯ごたえを愉しみます。普段は根菜を充分に炒めることが多いのですが、今日はだしで煮るのみ。
 豚バラ肉は脂が美味しい東京Xを、少し厚めに切って使いました。かつおだしが少し薄めかしらと思いましたが根菜や豚肉からもいいだしとこくがでます。
 かつおだしが強すぎないことで他の素材の香りも愉しめてかえって良かったようです。

スーパーマーケット

 いつも買い物に行くスーパーマーケットは、この秋、ひんぱんに各国の食材フェアを行っています。まずはドイツ・・・その前にイタリアだったかしら?そして、スペイン。今週からはフランスフェア。日本は忙しい。ここまで色んな国のお料理を受け入れている国は少ないのでは。
 発展的考えで、色んなものを取り入れるのは良いことだと思います。日本人は自国の料理を捨てたわけではなく、他の国の料理を食べた上で、やっぱり白いご飯が好きだなと思えるのですから、食文化の発展につながると思うのです。
 何事もそうですが、知っている世界が狭すぎるのは進歩がありませんから。
 世の中、とても広いですからね。

モンドール

 先日レストランでいただいて知った、「モンドール」というチーズ。ちょうど食べ頃をだしていただいたこともあり、とろーりまろやかな舌触りと香り。
 後日、チーズ専門店やチーズ売り場を覗いてみると、ありました。いままでなぜ気づかなかったのかしらと思っていたら9月解禁のチーズということで、お店に並び始めたのはここ数日。続々と輸入されているようです。ウォッシュタイプのチーズなので発酵臭はきつめ。買ってきてすぐにラップフィルムを何重にも巻き、さらにジッパーつきのビニール袋に入れて冷蔵庫へ。にも関わらず、冷蔵庫を開けるたびにチーズの発酵臭が漂うのです。
 このチーズを保存している間に我が家にいらした方は、私が冷蔵庫を開けるたびに、「何の臭いかしら?」と思ったのではないのでしょうか?
 このチーズ、常温でもとろーりとした状態が食べ頃でして、上の白カビの部分をそぎ取り、中をスプーンですくって食べるというもの。味は抜群ですが、臭いはすごいですから、我が家のように、密閉度の高いマンション暮らしの場合は考えものです。
 「こういうものは、やはりお店でいただくのがいいわね。」という結論に。

買い物

 あちこちで、クリスマスディスプレイをみかけるようになってきました。クリスマスのディスプレイやイルミネーションは景気の善し悪しや、その先の流行なども見えてくるから、とても楽しい。
 そして、このころから、街の人たちの買い物熱がさらに高まる感じもする。イベントによってお洋服を替えるひともいるでしょうから、お洋服や靴売り場のにぎわい方でも、景気が解る。 季節の変わり目には私も時々覗くけれど、洋服はひと目みてすぐ買うということが無い。しつこいぐらいに何度も訪れ、今度行ってなかったら縁がなかったということねくらいに気楽な気持ち。
 器の場合はそれとは逆。今では個展でしか買わなくなったけれど、好みのものがでるかどうか、数日前から気になりだし、前日になるとドキドキする。それに器は0がひとつ多くても買ってしまうけれど、洋服は0が少なくても考えてしまう。
 今月は個展が多いせいか、なかなか熟睡できないでいる。

むねまろ

 某ギャラリーから「石黒宗麿展」の作品集が送られてきました。私の好きな中国磁州窯を再現していた方。
 宗麿といえば、以前、宗麿の酒器を使っているお寿司やさんに行ったことがある。店主が自慢げに取り出した酒器をみて、夫がすかさず、「宗麿ですね。」と言ったらのけぞって驚きながらも喜んでいた。そのあと、宗麿話で盛り上がっていると、隣に座っていらした方が話しに加わってきて、「器は解らないんだよねー」と。お連れのフランス人は更に理解できない様子で、器を眺めては何度も首をかしげていた。
 確かに、器はもっとも理解しがたい芸術品だと私も思う。だから、手軽に買えない0が二つぐらい多いような器やプライスレスな器を見に、美術サロンや美術館へでかける様にしているのです。

 

おさしみ

 お刺身が食べたくて、デパートの魚売り場を覗きに行った。すると、10メートルほど横に長い陳列ケースを夢中になってのぞき込みながら、カニ歩き状態で横に移動している少し年配のスーツ姿の男性。そこから少し離れたところに、ビジネスバックが置き去り。お魚に夢中で、バッグのことを忘れてしまっていた様子。私の視線に気づいて慌てて足下に持っていきましたが、そのあとも、二往復ほどしながらお魚を買い物かごへ入れていきます。かごの中はお刺身盛り合わせ1パックに、大間のまぐろ1さく等々、全てお刺身。かなり上等そうなお刺身ばかり、このひとは、どういう人なのかしら。
 初めは、勝手に単身赴任だと想像。しかしあまりもの量を買うのをみて、会社で宴会かな?と思ったり、もしかして魚ジーメンかしら?とも思った。
 結局、聞けないから謎なのですが、わさびはチューブを買っていたことからの推測は、「仕事帰りに夕食の買い物を奥さんに頼まれた。慣れていないからあんなに真剣だった。」
 それにしてもあんないいお刺身に練りわさびは、惜しいなぁ・・・と、静岡育ちの私は思うのです。

漬け物

 先日、BSの再放送でロシアを旅する番組をみた。寒いところで暮らしたことのない私は寒い国ならではの知恵と工夫にものすごく感心した。とくに食については温かい時季に採れた野菜を漬け物にしておき、冬にはそれを食べる。それが唯一の野菜となる。
 日本でも、寒い地方で漬け物文化が起こっているように思うし、寒いところでなければうまく漬からないと思う。ましてや現代のように、暖房設備が整った家では、室温では漬け物はなかなかうまく行かない。私の経験からすると、温かすぎて発酵が進みすぎてしまう。かといって冷蔵庫では冷えすぎて漬かりが遅い。
 そんなわけで、私が作る漬け物というものは長くて一晩、30分つければできてしまう浅漬けのようなもの。あとは、お気に入りの漬け物やさんのものをデパートで買ってくる。
 現代ではぬか漬けを家でつけなくなったなどと嘆かれても、住宅事情で仕方のないことなのです。

 

めずらしく夫のリクエストで夕食は鍋。夫は鍋に良い思い出がないらしく、あまり好まないため、滅多に夕食に登場させることはありません。せっかく立派な土鍋があるのに、使用回数は年に1〜2度。 
 今季初の鍋は昆布だしに、東京Xの豚しゃぶ、壬生菜、油揚げ。鍋の具は三種類までが良いですね。どの具も素材自体の味を感じられ、美味しく食べられますし。今日のたれは、かぼすとすだちを搾り、その果汁の半量のしょうゆを加え、隠し味に砂糖を少々加えたもの。ようするにポン酢です。ポン酢は市販品もあるようですが、この時季ならではのかぼすで是非自家製のポン酢を作って欲しいものです。
 それから、お酒は久しぶりに日本酒。日本酒の銘柄は数種類気に入ったものを交互にいただいていますが、今日は久しぶりなので、お鍋にあわせて景虎というお酒。さらっとしていて食中酒には良かった。
 ただ、なぜか日本酒は会話がしんみりしてしまう。人生論のようなそんな話しになってしまうのは我が家だけでしょうか・・・。

自然薯

 静岡の実家から届いた自然薯。毎年この時季恒例です。今年は、いつもより立派なものを5本も。この長さを保ったまま掘るのはとっても大変らしく、去年は、「場所を教えるから掘ってきなさい。」とまで言われた。でも今年は催促しなくても送ってくれて、嬉しい。
 擂ったものはすごい粘りでお餅のようにひとかたまりで持ち上がってしまう。これをほどよい加減にかつおだしと味噌でのばすのが良い。一般的な山芋の倍以上のだしが必要になる。
 麦飯に、牛タンが最高よ!と、牛タンを買いに行った先にはあいにく売っておらず、本日は塩焼き鯖にしました。鯖とも相性が良い。

漆の個展 

 気分転換を兼ねてちょっとだけ遠出。4ヶ月ぶりに多治見で本日より始まった赤木さんの個展へ。多治見へは名古屋から在来線へと乗り換えなので、せっかくならと、名古屋に暮らしている姉夫婦を誘ってみるも、京都へでかけるとのこと。
 紅葉シーズンだからでしょうか、早い時刻でしたが新幹線は小旅行と思われる小さな荷物を抱えたひとで一杯。
 予定通り開店少し前に到着。個展はゆっくりみたいのですが、今日は日帰り。しかも小田原での漆の個展にも寄りたいのでそんなにくつろいではいられない・・・と思ってはいたのですが、やはりゆっくりさせていただきました。じっくり選ばせていただき、気づけば2時近く・・・。結局小田原についたのは閉店間際。帰りは中華料理と紹興酒で温まり、散歩しながら駅へ向かいました。
 帰宅後いつもなら真っ先に購入したものを開けてみるのですが、今回は会期中展示とのことで、お楽しみは後日。

 それにしても秋から個展が多い。来月は師走です。何かと出費がかさむ時期でもありますから個展へでかけたとしても、目の保養にとどめなければいけません。